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「明日は我が身」や「あなたの子どもがゲイだとしたら」、「本土の沖縄化」などの言葉はとても傷つく。
誰かの被害を想像をして「そりゃいかん!」となるのではその被害の矮小化にも繋がる。誰かの痛みは想像じゃ理解できないし、想像できない問題(例えば同化政策や民族差別など)には応答しないでも良いとなる。された事もなく、この先される可能性も低い問題が延々とスルーされる現状は、共感ベースの反差別に原因がある。
自分や自分の大切な人に置き換えないとわからないのならそこが社会の大きな問題。苦しんでいる人がいればそれが誰であろうと無条件に助け合えなければ孤立した人に希望はない。
誰かの立場に立って想像しよう~といった声かけは、想像してくれる人脈のあるマジョリティの自己満足的反差別。マジョリティの「想像力」や「共感」はマイノリティにとって邪魔でしかない。あなたの感情はいらんので粛々と差別構造を解体していただきたい。
ちなみに「本土の沖縄化」という言い回しをする日本人が多いけどどれだけひどい例えをしているかわかってんのかね。こんな状況にした張本人が「あんな風にならないように」と焦る図のグロさと言えばもう言葉にならない。