Joshua Greene, Jonathan Cohen "For the law, neuroscience changes nothing and everything"
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15590618/
流し読みした。現在の法律の実践って脳がどうであるかとは独立に責任概念を定義しているから神経科学的の発見でどんなことが言われようが関係ないようねみたいなことが言われているのに対し、でも法律の背後にある直観 (応報主義的なもの) に注目すると形而上学的に問題含みな自由意志の概念に依存してるんじゃないの、そこを神経科学が壊していけるのでは、みたいな話っぽい。ハード決定論を主張してる。
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†真☠社会性昆虫ちゃん† (ayu_mushi@mstdn.jp)'s status on Sunday, 04-Feb-2024 18:26:05 JST †真☠社会性昆虫ちゃん† -
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†真☠社会性昆虫ちゃん† (ayu_mushi@mstdn.jp)'s status on Sunday, 04-Feb-2024 18:26:04 JST †真☠社会性昆虫ちゃん† なぜなら万引きが見つかる確率が1/10なら盗んだ商品の値段の10倍の罰金を科すということになるため
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†真☠社会性昆虫ちゃん† (ayu_mushi@mstdn.jp)'s status on Sunday, 04-Feb-2024 18:26:04 JST †真☠社会性昆虫ちゃん† この考えの場合、刑罰は罪の大きさではなく、「犯罪から得られる利益」と「見つかる確率の逆数」に比例する
In conversation permalink サーシャちゃん 174cm repeated this. -
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1inguini(リングイネ) (1inguini@pasokey.net)'s status on Sunday, 04-Feb-2024 18:26:04 JST 1inguini(リングイネ) @ayu_mushi@mstdn.jp 殺人は見つかるし利益も少ないがちだし無賃乗車並みに刑が軽くなるな
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†真☠社会性昆虫ちゃん† (ayu_mushi@mstdn.jp)'s status on Sunday, 04-Feb-2024 18:26:05 JST †真☠社会性昆虫ちゃん† 帰結主義的刑罰論に対する反論として、「罪に比例した罰」という直観的な考え に反する場合が出てきてしまうという反論があるんだけど、それへの著者らの再反論として、「そんな状況は現実には考えづらい」というもの。でも合理的選択モデルによる刑罰論だとたしかに罪に比例しない刑罰で抑止できる場合ってあったはず。人は犯罪で得られる利益を刑罰 * (見つかる確率)の期待値を上回った時に犯罪をすると考えるので、見つかる確率が低い万引きとかの刑罰を高めることで犯罪から得る利益を上回るようにして、犯罪を防ごうって話がある。
刑罰 > (犯罪で得られる利益)/(見つかる確率)
とすると防げる。
でもそれに則ると、罪に比例した刑罰にはならない可能性がある。In conversation permalink
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