2022年の秋に「強制労働犠牲者の史実を伝える北海道・笹の墓標展示館の京都巡回展」が西本願寺の聞法会館で開催されたので、強制連行・強制労働について知るために行った。
実際に北海道で強制労働の犠牲者の遺骨の発掘調査に関わってはる方が会場でスタッフをされていて、パネルには書かれていない詳しい説明をしてくれはった。強制労働によって亡くなった朝鮮人の中に創氏改名のため本名がわからない方がいて、遺骨は発掘されたが遺族を探し出せないケースがあった。また北海道で犠牲になった日本人「タコ部屋」労働者にアイヌの人々が相当数含まれるが、こちらも和名のために詳しい数がわかっていないそうです。
展示を見てスタッフの説明を聞いて、日本は国策でなんというひどいいことをやったんやろう、って心が重くなった。