ある日、上司が広告代理店からゲームのプレゼンを受けました。僕はバイトだったので出なかったのですが「すごい大物が来た。とんでもないことになる」と上司は興奮していました。絶対に漏らすなよと念押しされて見せられた企画書は『Mr.◯リックの超能力開発ゲーム』。「あれは本物だよ、革命が起きるよ」と、上司は完全に代理店の話を真に受けていたのですが、おそらく超魔術のビデオでも見せられたのでしょう。代理店も罪なものです。
翌日、週に数回訪れる嘱託のアドバイザー、◯辺◯弐が出社しました。
出社するなり興奮冷めやらぬ上司から企画書を見せられて、一言。
「同じ企画書を(スプーン曲げの)◯田くんで見たことがあります」
上司は言葉を失い、立ち尽くしていました。
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さよならおやすみ (sayonaraoyasumi@mstdn.jp)'s status on Friday, 26-Jan-2024 12:27:04 JST さよならおやすみ