2次避難が進まない理由は、被災者にとっては、「どうなるかわからない」「なにもすることがない」ことが苦痛だから、です。
私も原発事故後、1週間だけですが親戚の家に避難してましたが、本当に苦痛でした。
支援者目線だと、「助けてあげる」ことがいいことのように思えますが、自律的な生活を営んできた人にとって、なにからなにまで他人の世話になって生きることそのものが苦痛です。
だから、私は自分が支援活動をする時は、可能な限り、地域の人をお客様扱いしないで、手伝ってもらえるところは手伝ってもらったし、お裾分けをくれる時は遠慮なくもらっていました。
「首相は災害関連死を防ぐため、2次避難を促す考えを改めて強調。「住み慣れた土地に戻ってこられるという安心がなければ、なかなか2次避難を決断することはできない」と語り、インフラの復旧や仮設住宅の建設時期の見通しを示すことも指示した。」
2次避難いまだ7%、住宅被害2万棟超 首相「支援パッケージ」指示
https://www.asahi.com/articles/ASS1J76JWS1JPTIL00G.html