災害関係の資料を読み始めて気づいたのは、だいたい世界のどこでも、復興段階において、官僚主義のお役所主義は、被災者のさらなる災害ともよべるフラストレーションを呼び起こしているようだ、ということでした。
したがって、強い中央省庁の規制のもと、県庁や自治体が主導する形の福島復興政策がうまくいかないのは、当然の帰結というべきで、あまつさえ、県庁が全能であるかのようにイニシアチブをとらせてしまったのは、大失敗であったのではないかと思います。
2年前の元旦に以下の記事を書いたのですが、現在もこれに付け加えるべきところはなにもないように思います。
ガラパゴス化する福島から愛を込めて/年頭所感に代えて
https://note.com/ando_ryoko/n/n1f89c9bca648