沖縄では「争うより愛しなさい」というスローガンが問題となった。そりゃあそうでしょう、沖縄は一方的に弾圧されているだけで「争って」などいない。
ずっとずーっと奪われてきただけだ。土地も資源も決定権も。全てを返せと非暴力で訴えている。
非暴力抵抗運動を「争い」と印象操作しネガティブなイメージを持たせたのは誰だ。
「争い」とすることで何も失わずに現状を維持できるのは奴らだけだ。
今ガザで起きているのは民族浄化・ジェノサイドであり戦争ではない。
「争うより愛しなさい」や「憎しみから何も生まれない」などの「名言」をマジョリティは悪用する。
批判の矛先が自分に向かないためにマイノリティの抵抗を「名言」で押さえつけ、それでも溢れる憎しみを「自衛」と称した攻撃で虐殺し殲滅する。
沖縄も、ガザも、争ってなどいない。
一方的な民族浄化に「停戦」と呼びかけることには違和感しかない。
世界は黙ってみているだけ。
パレスチナの人の言葉が突き刺さり、次の瞬間同じ言葉を多くの日本人へ向けたくなる。