3人で尾崎豊のライヴ行く為に東京へ向かっていた。
俺「おい臭くねぇか?」
後輩「足の臭いじゃね?」
俺「気分が悪くなって来た」
後輩「僕は大丈夫です」
俺「俺も臭くねえよ」
ユウ「俺は風呂に入って来たから俺じゃねぇよ」
後輩「ユウ先輩試しに嗅いでみてよ」
ユウ「🤢すまん」
後輩「先輩って靴洗ってます?」
ユウ「靴って洗うのか」
俺「おいおい東京に着くまでに俺たち死ぬぞ」
ピーポーピーポー
警察「君たちはどうしてバンダナで顔を隠してるんだ?」
俺「足が臭いんです」
警察「馬鹿な言い訳をするな」
後輩「ユウ先輩、靴を脱いで警察に」
警察「🤢よよよし、わかったいけ!」
ユウが誰にも知らせずに白血病で死んだ。
後輩とベロベロに酔っ払って、おい終電がねぇぞタクシーユウを呼ぶか!
しょうがねぇなぁおまえらはと言いながら必ず1時間かけて迎えに来てくれた。
もうどんどん死んでいく。俺が死にたいのに。
死ぬべき人間は俺なのに。