強行採決といった、審議を十分に尽くさない強引な政策執行が目立っていて、一見、強権的に見えるのですが、実際はガバナンス不在のところに、ただ巨大な惰性と責任能力の欠落が加わり、誰もなにも考えないまま、無思慮の政策執行が進んでいるだけなのではないか、というのが逆に怖いところです。
そういう政府が、国立大学のガバナンスを強化しようとする、というのも、巨大なガバナンス不在が見掛け上強権的にさらに広められるだけになる気がします。
反発強まる「国立大ガバナンス強化案」の大問題
現場の反対よそに、7日にも強行採決の可能性
https://toyokeizai.net/articles/-/719777