時間枠があるからある程度仕方ないにしても「私はどうしたらいいんだ」と言葉を失うドクターに「ドクター、申し訳ないけどこれで終わりです。頑張ってください」ってちょっと冷酷に感じる。
最後の切り方の言葉の選び方や声の感じでキャスターの技量と人柄が伺えるな、、
この病院はガザ南部のまだわずかに機能している(していた)病院。
インタビューを受けたこのドクターも清潔な水へのアクセスは絶たれて2日間最後のペットボトルの水1本で過ごしている。
「患者や家族は自分のところに来て頼むから助けてくれ、手術をしてくれというけれど、麻酔医がもういない。15人居た麻酔医は2人しか居ない。薬品、食料、水、何もかもない。誰も助けられずにとても自分が情けなくなる」
イスラエル政府が「譲歩」して支援のトラックが1日に200台入るようになったのは誰々の成果とか、仲介役を務める某国の王室がNYでクシュナーや財界人らと会食兼密談してるとか、もうそういう報道にはうんざりする。そういう大きな力が世の中を動かしているのだけど、大きな力の中にいないと命を守る手は差し伸べてもらえないとこれだけはっきりしてしまった。