「本当は行きたくない、つらい学校に、真面目に通おうとするためです。学校から逃げるために不登校という手段もありますが、頑張る子どもたちは薬物を使ってでも、何とか学校に行こうとするのです」
「親も教師も『学校に行かないのは悪』という考えに凝り固まっているし、不登校で欠席日数が増えれば、成績が下がり、進路にも影響を来す。親の期待に応え、厳しい日常をやり過ごすために、薬物でつらい心を覆い隠して、みんなに合わせて、表面上にこやかに、学校生活を送るふりをするのです。リストカットをする子どもたちも同様です」
風邪薬や咳止め(エフェドリン・コデインなど)をドラッグとして乱用する十代、解決策は?…松本俊彦医師に読売新聞記者が聞いた : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231101-OYT1T50232/