ガザの難民キャンプ砲撃のニュースを見ると、もはや第二次世界大戦後に築いてきた民主主義社会による国際法秩序は、崩壊した、とみなされることになると思います。
西側先進国はまだ気づかいていないかもしれませんが、今後、西側先進国が国際法理念をどれだけ主張しようとも、耳を傾ける非西側諸国はどこにもいなくなると思います。
逆に、おそらく、こうした主張は発展途上国や非西欧諸国こそが正当性を持って使うことができる論理になるのではないか、と思います。
国際法といった論理は、武力において不利な勢力にとってこそ、より有効な技術になるので、日本も軽はずみに、西側による自爆的な国際法秩序の根本からの破壊には与しない方がいいと思うのですけれど、岸田さん、軽薄だからなぁ…。