福島二区の根本さんが復興本部長に就任とのことですが、自民党の復興本部が、そもそも毎回場当たり的なつぎはぎ計画から出さなかったことが、取り残された地域には不必要な苦痛を与えた上に、長期的な見通しもない、解除地域は乱立したハコモノ以外の地域復興の道筋が見えない、という状態になっているということと、復興本部の提言がすべて取り入れられてきたのは、「復興財源」があったからです。復興財源がなければ、復興本部の提言だって、ただの絵に描いた餅以上のものにはならないのではないでしょうか。
「復興本部の提言は、内容のほぼ全てが政府の復興政策に反映。21年の第10次提言では、東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域の再生を巡り、希望者全員の帰還を20年代に実現させるよう要請。」