私が思うところ、山田太郎氏を持ち上げる自称「オタク」層の多くは、「表現の自由」をはき違えています。与党政治家という権力ある者と自己を結びつけることで、自分が消費する表現は官許のお墨付きを得ていると思い上がり、その表現への批判は「表現の自由の侵害だ!」と逆ギレする。
表現の自由とは、権力の抑圧なくして自由に表現をできる(ただし他者の人権を侵害してはいけない)ということです。決してお上から免許状をもらうことではありません。それは自分でどのような表現がいいのか、どんな表現をしたいのかの主体性を喪い、事大主義に泥んだ封建遺制にすぎません。
そのへんのことは去年ブログに書いたので、ご参照いただければ幸いです。