RSSのポーリングという性質を補完する規格として古典的なものではpingと呼ばれているプロトコルがあり、OStatus/PubSubHubbubもRSSのpush通知という形式から出発している。
このOStatusをSNSに適した形で作り直したのがActivityPubなのに対して、Push型の購読という形式を維持したまま改良したのがWebSub。
このへんの整理はSocial Web Protocols https://www.w3.org/TR/social-web-protocols/ あたりも参考になる。
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Masaki Hara (qnighy@qnmd.info)'s status on Tuesday, 03-Oct-2023 23:35:32 JST Masaki Hara - らりお・ザ・何らかの🈗然㊌ソムリエ repeated this.
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Masaki Hara (qnighy@qnmd.info)'s status on Tuesday, 03-Oct-2023 23:41:48 JST Masaki Hara RSS Ping はsubscribeの仕組みではなくて、著名な購読元 (Google ReaderなりFeedlyなり) をコンテンツ発行元があらかじめ把握しておいてそこにpushをかけるだけの仕組み。
一方PubSubHubbub(PuSH)は、購読したい側から発行元に対してWebHookを登録できるようになっており、真の購読システムになっている。In conversation permalink らりお・ザ・何らかの🈗然㊌ソムリエ repeated this. -
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Masaki Hara (qnighy@qnmd.info)'s status on Tuesday, 03-Oct-2023 23:49:36 JST Masaki Hara この購読システムをマイクロブロギングのための仕組みに流用したのがOStatusで、GNU Socialとかの初期のFediverse実装で使われていた。
これはあくまで顕名の発行元と匿名の購読者という非対称の関係に基づくもので、購読者が別のコンテンツの発行元である必要はなくそのような情報も取れない。
これに対してActivityPubには「購読」という概念はなく、対等なエンティティであるユーザー同士のフォロー関係によって購読が間接的に実現される。
ユーザーから発信されたコンテンツはたいていフォロー元に配信されるので、フォローすることが購読につながる。しかし、どのコンテンツを誰に(どのinboxに)配信するかは究極的には発信元に委ねられている。In conversation permalink