“ジャーナリスト 渡辺延志さん
「日本は1910年に韓国を併合するわけですけど、日本の支配に抵抗する義兵闘争というのがあるんですが、ここでも1万数千人の武装した朝鮮人が殺された。その後は例えば三・一運動がありますし、私が考えるのは1918年に始まるシベリア出兵ですよね」
朝鮮を支配しようとする日本と、これに抵抗する朝鮮の人々。
古くは日清戦争から震災間際のシベリア出兵まで、抵抗と弾圧が繰り返される中で、日本社会には「不逞鮮人」のイメージが根付いてゆきます。
デマは簡単に信じられ、怒り狂った民衆を前に当局の対応は一貫せず、新聞社は誤報を訂正する機会を逸しました。不逞鮮人の記事は100年たった現在、虐殺否定論の根拠として利用されています。”
『不逞鮮人をちゃんと調べろ、取り締まれ』と電文を出した大元は、内務省警保局長(いまで言えば警察庁長官)。
国がデマを流したわけだ。
「祖国へ帰れ、お前らはゴミなんだよ」一変した慰霊と伝承の公園、#関東大震災 100年 デマと朝鮮人虐殺から学ぶこと【#報道特集 】
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2023年9月16日(土) 06:30
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