今年のイグノーベル賞いいな
機械工学賞「死んだクモを生き返らせ、機械的把持器具として使用」
米ライス大のダニエル・プレストン助教ら
コモリグモという仲間のクモを低温で「安楽死」させ、死体の胴体に針を刺して固定。体内に注いだ液体の圧力を注射器で変化させることで、8本の脚を開閉させ、ものをつかむための器具として活用する方法を発明した。
クモの死体はプラスチックなどとは違い、自然の中で分解される「生分解性材料」。このため環境に優しい技術だというのがセールスポイントの一つだ。
「死」を意味する「ネクロ(necro)」という言葉と、「ロボティクス」を組み合わせた「ネクロボティクス(Necrobotics)」という新技術の開発に踏み出す第一歩だという。研究チームは「我々の祖先は(死体の)骨を道具として使ったり、毛皮を衣服にしたりしてきた。だが、生き物の死体を丸ごと動的なロボット部品にしたのは、これが初だろう」と誇っている。
https://doi.org/10.1002/advs.202201174
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR9G5D87R9FULLI003.html?oai=ASR9G4581R9DULBH00S
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