Googleは、日々さまざまな訴訟に巻き込まれています。新たにイギリスでは、「Googleの広告ビジネスのせいで人々の生活費が高くなっている」として集団訴訟が提起されました。
訴状によると、Googleはモバイル検索において競合他社を閉め出し、その市場支配力を利用してGoogle検索結果の画面に広告を表示する費用を引き上げたとのこと。広告主がGoogleに対して支払う広告費が高くなれば、そのコスト上昇分は商品やサービスの価格に転嫁され、結果として消費者が価格引き上げの悪影響を受けていると原告側は主張しています。
消費者権利団体・Consumer Voiceの共同創設者であり集団訴訟の代表を務めるニッキー・ストップフォード氏は、「この訴訟は人々が支払ったものを取り戻すだけでなく、Googleの行動に対する責任を追及することで、市場の均衡を取り戻すことを目的としています」と述べました。
https://gigazine.net/news/20230911-google-lawsuit-rising-cost-of-living/