後半の有料部分は読めないのですが、前半部分、日本は中国の「経済的威圧」に対して戦略的な行動をおこせ、との主張。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00105/
こういう主張の方は、たくさんいらっしゃるとは思うのですが、そもそも、経済的・軍事的に太刀打ちできない(国力に圧倒的に差がある)時点で、最初から日本は「くみしやすい」相手なのだから、背景の前提条件が不利なままで、にわかの対抗措置をとったところで、国家間の交渉で立ち打ちできるとは思えないのですが。
対抗措置の報復合戦になって、中国と日本の我慢比べになったときに、どちらの体力が持つか、ですが、経済が落ち目になっているとはいえ、中国が先に折れるような状態になるとは思えませんし、WTOに提訴しても効果はすぐには見込めないので、訴えるとしたら、中国の水産物輸入措置が長期化することが確定的になった時点ではないでしょうか。