東京電力社長「賠償はしっかり応じる」 中国の日本産水産物全面禁輸発表を受け
https://news.yahoo.co.jp/articles/c56caf8cd3277446141bf4d4fbe1cd0363de108a
大風呂敷を広げていますが、これは、事態の帰結をコントロールしようとする意思をもつ人間が意思決定側にどこにもいない、ということだと思います。
客観的に考えて、直接の禁輸の影響のみならず、相場値崩れによる損害まで賠償に含まれるとすると、件数も金額も大変なものになると思います。
ましてや、禁輸措置が仮に年単位で続いたとすると、賠償依存構造と産業の衰退が日本全国の漁業で起こることになります。
また、東電の賠償費用の転嫁先は日本国民になりますから、将来的な国民負担にかんしても、誰もなんとかしなくてはならない、と考えていないのだろうと思います。
その場しのぎで誤魔化し続け、事態が雪だるま式に悪化していくパターンがここでも繰り返されることになるように思います。