「強力な福祉国家を実装運用するには効率的かつ機能的な統治機構と割と強烈なナショナリズムとが標準スペックとして必要になりますがいかがしましょうか」というのは本邦左派がなんとなく回避してきたテーマで、むしろそれらが供給されるのは前提でその行き過ぎを撃つみたいな構えだったわけです。」by 河野有里
苅部直とともにサントリー財団出資の「スナック」研究会メンバーである、河野有里氏、事あるごとに自分の「脳内」の左派を貶めることに勤しんでいる。
一般的に言えば、福祉国家がWWII後の欧州で可能になったのは産別の労働組合、「東」の圧力。ナショナリズムはWWII以前より縮小した。
ところで、日本は福祉国家であったことはない。大企業福祉と企業別労組。であるから、「社畜」=「企業戦士」は、所属企業に異常とも言える忠誠心をもった。
WWII後、「国家」のために「死んだ」人間はいないが、「企業」のために「死んだ」戦士は数知れず。構造汚職が明るみに出た日商岩井の重役は「日商岩井は永遠に不滅です」との遺書を残して自殺(その後日商岩井は倒産して消滅したが)。
とにかく、この河野という男、「スナック」で内輪で語れば許されるレベルの揶揄を、常に公共空間に向けて発信、これで「頭がいい」つもりの「残念な」人である。