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「ドイツ人の犠牲に大きな反省を含みつつ言及した名作、『ブリキの太鼓』の作者が、バルト海経由でのドイツ人引揚者の苦難を描くことを通じて歴史修正主義に合流してしまったこと」
🤔 … ギュンター・グラスの『蟹の横歩き(Im Krebsgang)』(2002年)のことを指しているに違いないけれど、「歴史修正主義に合流」とは一体?
通常この作品はネオナチなどによる粉飾された過去への賛美が繰り返し甦ることへの警鐘と受け止められており、まさかグラス自身が右傾化したという読みだとしたら、独特の評価で、詳しく知りたいものです。
「我々の側の死者も悼まれるべきだ」は危うい、とも書かれているが、まさにそれをきちんとしていないことが歴史修正の土壌になってしまう、とグラスは訴えているので、その辺から意見の相違はあるよう。
だからといってグラスを歴史修正主義者呼ばわりするにはそれなりの根拠が求められる。
本旨自体(#NoBarbenheimer 批判)は分かるんですけど。