以前「00年代では労働条件に疑問を持つこと・言葉にすることも阻止されるようなネットカルチャーってあったよ、いわばネオリベ的なものではあるんだけど…」と人に話したときに、「ん?それって経営者マインド的なやつですか?」と言われて、「いや、それとはちょっと違って…なんていうか、サビ残や超過勤務をおかしなこととして語る言葉自体の欠落と、勝ち組負け組に落とし込む宿命論的な言葉が支配的で…」といろいろ言ったりした。
00年代と10年代以後のこの種の動きとはまたちょっとズレるから(連続してるけど)、「00年代ネットのネオリベ空気」と言うと分けて説明する言葉が必要なんだろうな。
"維新の支持者は正社員も非正規も関係なく、ロスジェネのみならず、ゆとり世代・さとり世代・ミレニアル世代・Z世代など、共通して背景にあるのは「経営者マインド」だというのだ。(…)。
(…)「自分がずっと労働者でい続けると思ってる人」=「上昇志向がないダメ人間」という価値観の社会で育ってきたからなのだそうだ。ロスジェネとそれより若い世代にとって、労働組合や労働運動なんかよりも、「いつか一発逆転すること」の方がずっとずっとリアリティがあり、「善きこと」とされている。"
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