「ドキュランドへようこそ 秘密の文字-中国 女書の文化を伝えて-」文字を習うことが許されなかった女たちが男たちには読めない文字で詩を書く"女書"、その伝承者のドキュメンタリーで大変に面白くエンパワメントされる内容だった 女書が生き伸びるには商業化の道は避けて通れないなどと、もっともらしく語る女書博物館・元館長の発言や、実際ポロシャツのロゴマークに利用され、それが"愛のメッセージ"として虚しく消費されることに対し最後の伝承者、何艶新(ホ・エンシン)さん「女書は本来姉妹の契を結んだ仲間への手紙で、つらい日々を慰めるものだった 昔の女書は個人的なもので、人前で歌ったり踊ったりの今の女書とは別物」の言葉は重い 女書がきっかけで女性の価値を見直すようになったという思慕(シー・ムー)さんは、婚約者が自分を家族のための単なる稼ぎ手のひとりとしか見ていないことに気付いて婚約解消したのが良かった (婚約者は「趣味はお金にならないだろ」なんて言う男だからね!)そう言われた時の彼女の表情が婚約破棄を物語っていたけどさ‥<おまけ>女書博物館元・館長の「従順さ、優しさ、忍耐 女性はこの3つの性質を持っていればいい そうすれば社会は素晴らしくなる」発言に森喜朗を思い出すなどした(笑)