このステレオタイプな勇者はアルスといい、主に旧エニックス圏に生息する勇者になります。
日本に生息する人間からは特に勇者種の典型とされるアルスですが、その形態は多様性に富んでおり一概にアルスといっても同じアルスとは限りません。
アルスは生涯に渡ってほとんど声を出さず、殆ど喋らないハイラルの勇者リンクのように叫び声すらあげません。
一方で仲間の声などは積極的に聞いて理解するばかりか暗記すりストーカーレベルの聞き上手スキルがあります。
この聞き上手さで人々の人心掌握を成し、特化型の仲間を引き入れ自分の器用貧乏さおぎなっています。
そんな、理解のある勇者くんですが、アルスにはどうにもならない欠点があります。
それは“神様がろくでもない”事です。
非常に意味が不明ですが、アルスたちを祝福したり、導く神がバチクソいい加減だったり不可抗力とはいえ神様は碌に仕事ができません。
勇者を闇の世界から帰れなくしたり、故郷の村を栗山千明したり、破壊神をアフターケア無しで破壊させたり、神様業をサボって修行マニアになったり、基本的に働きません。