電動キックボード解禁への動きは急に出てきた。自転車ですらコントロールできない日本の警察が、さらに危険な電動キックボードなんかよく認可する気になったモンですね、と思っていたら、どうやら「MaaS議員連盟マイクロモビリティPT」という国会議員たちが突如思いついたことらしい。
この団体の座長は、統一教会の問題で経済再生担当大臣を辞任した山際大志郎氏。超有力者です。
どういった経緯か不明ながら、突如「解禁だ!」ということになる。当時は自民党幹事長だった甘利氏というさらなる実力者がバックに控えていることもあり、警察も逆らえなかったことだろう。
専門家の意見などもまったく聞かず、解禁に向け突っ走り出す。そんなことから、どんな反対意見が出てきたっておかまいなし。国会議員って凄いパワーですね~。
ちなみに課題は山積! 自転車ですら努力義務になったヘルメットは単なる「推奨」。対人保険は強制加入になるようだけれど、入っていない時の取り締まりをクルマやバイクのようにするかとなれば、大いに怪しい。