「Threads」なるSNSをインスタのところが拵えて、自滅している twitter の代替として注目されているそうですが、『Threads(スレッズ)』という名前を見ると私はどうしても、80年代にBBCが作った、核戦争の恐怖を描いた名作を思い起こしてしまいます。DVDあり、お勧め。
『Threads』は『SF核戦争後の未来・スレッズ』という説明的な邦題になっていますが、これは人間の文明というものが恰も蜘蛛の糸のようにネットワークを作っているので、核戦争でそのネットワークが破壊されると、文明が崩壊した世界になるという含意です。見ると暗澹たる気分になれます。
核戦争ものでも、アメリカ製の『The Day After』だと、もうちょっとラストに希望を持たせているのですが、そこはやはりイギリスとの違いが(同じ核保有国でも)見られて、興味深いところです。