『水星の魔女』で不思議というか気になるというか、明示される現在進行形のカップルが特に出ないことかも。すべて死んでいるか匂わせの範疇。一方で恋愛規範の存在を通して、そうした関係の存在や、結婚という利害に基づく関係の存在は示されるけど、結婚と恋愛の結びつきも実は明示されず、それら全てが漠然とした家族というつながりに回収される、一方でモノガミーな関係が主軸であることは様々な点で明らかでもある。1人の人間が1人の人間を選択して親密になり、恋愛の規範は存在する一方、結婚の機能は曖昧であり、また劇中の親密さがどのような親密さなのかは読み取りに任される。
それは一体なんなのだろう。ちょっと考えたいところ。
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近藤銀河 (spiralginga@fedibird.com)'s status on Monday, 03-Jul-2023 20:19:36 JST 近藤銀河