そういえば、先日のバルセロナで印象的だったのがタクシー組合のプロテストに遭遇したこと。
写真のような感じでタクシーが集合場所にどんどん集まるんだけど、1時間以上かけて集まるし全体的にのんびりしていてゆるい雰囲気。警備の警官ともタバコを吸いながら談笑している感じ。でもメディアの関心度は高くてテレビやラジオ、たぶんウェブメディアなどたくさん集まっていた。
デモ開始前の演説はカタルニア語かスペイン語だったので内容は分からないけど(後から知ったけど配車ライセンス自由化に対する反対運動だった)、その直後に参加者(車)が一斉にクラクションを鳴らしてバルセロナの市庁舎に走っていった。絵的にインパクトのあるデモンストレーションだし、こんな風にして彼らはUberのような外資から、地元の経済を守ってきた。
日本だと同じことをすれば音が迷惑だとか色々言いそうだし、あと意識高い人がテクノロジーシティバルセロナの市民参加とか言っても、あくまでも上から下にお膳立てした市民参加ばかり見て、こうしたデモとかは見ないフリをするよね。