“「おなかの赤ちゃんは、ダメな私でも人として、お母さんとして認めてくれる存在だった。許されないことをした。恨まれてもしょうがない」
法廷に立った小関被告は年齢よりも幼く見えました。被告人質問では小柄な肩を震わせ、涙ながらに語りました。”
性風俗を選んだのは「普通の仕事ができなかったから」…産まれた我が子を殺害し、コインロッカーに捨てた女が直面した“世間の普通”と“グレーゾーン”(北海道放送)
貴田岡結衣
2023年5月22日(月) 17:00
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/491699
“ 弁護側の証人として出廷したのは「人吉こころのホスピタル」(熊本県人吉市)の精神科医・興野康也氏です。興野氏は知的障害や発達障害のある妊婦を精神面でサポートしています。”
“ 「小関さんの場合、家族もADHDのことをご存じなかったから、小さいころからずっと叱られっぱなしですね。本人は劣等感の塊。もしそこにカウンセリングが入っていれば、本人の自尊心も高まっていたでしょうし、薬で衝動性が減った可能性がある。そうなればめちゃくちゃな行動をすることはなかったでしょう。殺人事件を起こした人なので人柄が悪いと思いきや、むしろ全然いい方なんですよ。ただ衝動性とか叱られてきたこととかが諸々絡まりあって過激な行動に出てしまう」“