私の周囲(いわゆる都会)では、その “知り合い” が “見たことある人” レベルに取って代わっている気がする。ぶっちゃけ気持ちはわかる。誰だって全く知らない人より、なんでもいいから「知ってる」人の方が『親近感』がわくもの。
情報がある、といっても、どの議員や候補者がどんな政治をしてきたか、しそうか、というのはかなり積極的に知ろうとしないと『ない』んだよね。少なくとも私はそうだった。国会なんて普通見ない。議員の知り合いなんていない。選挙のときに、ポスターではじめて顔と名前を知る、そういうレベルのとき、「この人知ってる」が “情報” のひとつにカウントされてしまう。そして “私たち” は、血筋の他に、『親しみやすさ』『人柄』というのにめっぽう弱い。激よわである。「TVで見たことある」「優しそう」「はっきりものを言ってる」「かっこいい」は、真剣な話めちゃくちゃに強い。全然ばかにできない。
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田淵 🐘 (kitsunekirin@toot.blue)'s status on Friday, 26-May-2023 16:53:51 JST 田淵 🐘