NYCの地下鉄車内で他の乗客に対し叫んでいたところを抑えられ死亡したJordan Neely氏の件ですが、彼はこの2月にも地下鉄で女性の顔を殴って骨折させており、今回の事件時点でもNeely氏に対する逮捕状が出ていたそうです。
https://www.nytimes.com/2023/05/13/nyregion/jordan-neely-top-50-mental-illness.html
元海兵隊への起訴状は「過失致死」嫌疑であるのにも関わらず、「殺人」という言葉を多用している人も多い。これには大きな懸念を覚えます。
NYCで地下鉄を利用する者として、COVID以来の現実は「いつ何時、見知らぬ他人から殴られたり突き落とされるかわからない」警戒心です。加害者は精神疾患を患っている場合もあれば、ギャングの「肝試し」(通過儀礼)や「暇つぶし」の場合もある。
裁判の行方を注視していますが、この事件を簡単にGeorge Floyd氏の事件と準えるなどはむしろ公共安全やシステム改善の問題点をずらすことになると思っています。