週末にThe Woman King見た。前半はまあまあだったけど、後半はスゴく面白かった。
RRRやThe Woman Kingみたいな作品を見ると、大衆エンタメの多様性化で、西欧白人視点以外の切り口で植民地主義の暴力とそれに抵抗する暴力の違いを面白いアクション映画として見られる時代になったなあと思う。(まあ、それが大衆エンタメのテーマとして定着し過ぎるのもアレだねえと思うけど… )タランティーノのジャンゴがどれほど植民地主義と奴隷制度の(現実の人間が耐えた)バイオレンスと屈辱を掬い取って、エンタメ性の飾りのみとして使った空っぽな作品か嫌なほど分かる。マイノリティの主人公を操り人形みたいに使って語る物語と、自分達の歴史を語る違い…みたいな?