私が立憲とその議員に今回の入管法改正案の修正案になぜ賛成してほしくなかったかというと、入管法は、現状を改悪して、難民申請者の強制送還の導入などによって「新たに」(ここが重要です)政府がさらに外国人を殺すことになる法案で、その性質は修正案を経ても一切変わっていないからです。
そのような修正案に、少し譲歩を引き出せたからといって議会で賛成するのは、その意図が何であれ、「新たに」政府がより多くの外国人を殺すことを承認するという意思表示になります。
私が所属する政党やその議員が、そうした意思を示すのははっきりいって耐え難いです。私は立憲が党として今回反対に回ってくれて心底安堵しているのと同時に、衆院法務委員会の米山隆一・寺田学・鈴木庸介の3議員と、参院の塩村あやか議員が修正案に賛同する旨を表明したことに、強く落胆しています。