日本もアメリカみたいに警察が人を殺す瞬間の動画が頻繁にネットで拡散される社会にならない事を願う。
10年前位にそういう動画がSNSに上げられ始めた時は、自分も「真実」とか「どうして職質が拗れて人が殺されたの?」と誰もが知りたかった事が、探せば動画に見つかるとナイーブに思っていたけどそうじゃ無いんだよね。あと、社会の一員として責任を感じて、答えを求めるために目を背けない事が大切だと思ってたけれどそうでもない。段々一般市民の死の瞬間の動画が多くなるに連れて「自分達が殺される姿をもうネットで見たくない」とオープンに言うブラックアメリカンの人達が増えて、やっと自分の変な責任感が動画の拡散に加担してると気付いた。それに、自分が年取った事もあるけど、最近フィクションの暴力を見るのが前より辛くなったのはオブラート無しの現実の暴力を見てしまったからだとも思う。
ウィシュマさんの遺族が入管のビデオを公開したのは、何が起きたかなるべく多くの人達に知って欲しいからだけど、もし人が死んだり苦しむ姿を見たくないなら「目を背けない」責任を感じても動画を見なくて良いんだよ。見なくても状況は理解できるし、ウィシュマさんの遺族や入管に収容されている人達をサポート出来る。もしあなたが遺族の意思に従って動画をブーストするなら、ちゃんとCWを付けてね。(CW無しの投稿をブーストするなら自分の投稿としてCW付けてね)
辛いニュースを読んだり話し合ったりする事がトラウマになる可能性があるから、皆様ご自愛を。