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GPTが思考しているかどうかなんてある意味どうでもよくて、問題の重要な側面は学習のほうなんよね
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学習能力をもった機械が、人間と自然にインタラクトできるインターフェースをもっている(言語処理の飛躍的発達はこの両方に重要な意味がある)、というのが当面GPTの重要な側面で、「GPTは高性能な文章生成器だ」というのは、たぶんムーブメントの本質を見誤っているという気はする。
言語処理の発展は、人間が作った/作りつつあるさまざまなリソースを、学習の素材として利用することができる、ということがあきらかになりつつあるのだとおもう。そういう点からいって、GPTは単なる高性能なソフトウェアだというわけではない。なにかしらの入力に対して出力を返すことができる、そういう作りの機械であるわけではない(表面だけみるとそうだけど)。そうではなく、みずから文章を生成することができるということが、それじたい学習の側面を抱えているような装置なんじゃないかとおもう。
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文章の生成がそもそも学習である、というのは投機的な実行によって学習しているということが言いたいんだけど、そもそも人間もそのように学習していないか。つまり、現在与えられた状況にたいしてなにかを試してそれが問題を解決するかどうか確かめる。うまくいけばうまくいったパターンとして学習するし、失敗すれば失敗として学習する。おそらくだけど、粘菌も投機的な実行によって組織を形成するだろうし、植物もそうだろうとおもう。