「「レアキャラ」という表現もあるように、「レア」には何か珍しくていいものというニュアンスがあって、レアな人なら友だちになってみたい、もしくは自分もレアになってみたいという前向きな気持ちになりますよね。マイノリティという言葉を使うと、弱者というか、数が少ない、声が小さいというニュアンスが出てしまって、いつまでたってもマジョリティとの間にある壁を越えられないような気がするんですよ。それにマジョリティ/マイノリティって、環境が変わればすぐにひっくり返ってしまうモノじゃないですか。多数派と少数派、二元論で捉えるのではなく、みんながそれぞれに違う部分を持っているということを前提に、その違いを「個性」として生かしていく方法を考えたほうが、多様性を誰もが自分ゴト化できますし、お互いに足りない部分を補い合える世界となるのではないでしょうか」
左利きも人見知りも「レア」だ! 幼少期を6カ国で過ごした絵本作家が提案する「多様性」を考えるヒント - コトナル - Yahoo! JAPAN https://cotonaru.yahoo.co.jp/articles/98/