ゴールデンカムイ、アイヌについての記述も問題やけど、歴史修正主義への入り口コンテンツになってるのも相当ヤバいんですよね。
大日本帝国軍人をかっこよく描いてる…のを「フィクションのキャラやから」で100歩譲るとしても、満州進出が侵略だったことを描かずむしろ正当化してるのがまずい。
ゴールデンカムイの満州描写、①満州で散った軍人の悲劇、②日本のために推進するべきだった満州鉄道という事業を無能な反対派軍人が邪魔してた、の2点やからね。
ゴールデンカムイ、アイヌについての記述も問題やけど、歴史修正主義への入り口コンテンツになってるのも相当ヤバいんですよね。
大日本帝国軍人をかっこよく描いてる…のを「フィクションのキャラやから」で100歩譲るとしても、満州進出が侵略だったことを描かずむしろ正当化してるのがまずい。
ゴールデンカムイの満州描写、①満州で散った軍人の悲劇、②日本のために推進するべきだった満州鉄道という事業を無能な反対派軍人が邪魔してた、の2点やからね。
さらに最終巻がひどかった。
ラスボス的立ち位置ながら超人気ある鶴見中尉というキャラが密かに生き延びて第二次大戦後まで日本防衛のために暗躍した、って内容。
①日帝軍が徹底抗戦で北海道を守り抜いた
②防衛が成ったのにはマッカーサーの援護もあった
③マッカーサーは朝鮮戦争時に日本の軍事組織を満州・朝鮮に送ろうとしていた
④その影には鶴見の暗躍があった
っていう。マッカーサーの名前使って日本の満州朝鮮進出にお墨付きを与えたかったの?と邪推してしまった。実際ファンの感想は「鶴見中尉はずっと日本のために戦ってくれてたんだね」が大多数やし。
超人気キャラ鯉登少尉について「最後の第七師団長として活躍した」と締めくくったのもまずかった。
鯉登って実在の最後の第七師団長と同じ名字らしいんですよね。
そのせいで、ファンが実在の大日本帝国軍第七師団について調べて「日本を守るために戦った人達なんだね」って感動してる。
「歴史の本調べたら第七師団のこと悪く書いてあって悲しかった、もっといいこと書いてくれてる本探さなきゃ」とか言ってるファンすら複数見た。
ゴールデンカムイファンが北鎮記念館を「聖地巡礼」して、売店で売ってる大日本帝国グッズをキャラグッズ気分で買う、という現象も起きてる。
ちなみにこの北鎮記念館の売店「第七師團司令部購買部」は(記念館の公式組織ではないそうですが)Twitterヘッダーが旭日旗やし、「慰問袋にお好きな名前を刺繍します、お土産にどうぞ」って、慰問袋にゴールデンカムイの人気キャラクターの名前刺繍入れた写真をTwitterで宣伝したこともあった。(この件はゴールデンカムイファンの中にもちゃんと批判してる人いました)
https://twitter.com/daisichisidan/status/1523856062679752705?s=46&t=BlPHkn6oxjGWOmEFAehQiw
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