#100分de名著 3-3補
ソ連でのクーデター未遂について
1991年8月19日
・ソ連国内の保守派が
ゴルバチョフをクリミア半島の別荘に軟禁
・エリツィンが記者会見、クーデターの向こうを訴える
モスクワ市民もクーデターへの非暴力不服従行動を展開
すると軍部からも離反者が出て
わずか数日でクーデターは失敗に終わる※
※8月20日-22日
・クーデターに抗議する数万の人々がモスクワの最高会議ビル周辺に集まる
・軟禁されていたゴルバチョフがモスクワに戻る
・クーデターの首謀者が逮捕される
少なくともモスクワの若者が
・「非暴力行動198の方法」を数百枚コピーして広め
・非暴力闘争の方法をまとめた小冊子を2000部近く配布した
皮肉にも非暴力によって救われることとなったゴルバチョフだが
クーデターの首謀者が側近だったことから
ゴルバチョフとソ連共産党の権威は失墜
クーデターから半月後の1991年9月、ソ連はバルト三国の独立を承認