全国の教育、保育施設等に、児童や園児を対象とした殺害犯行予告メールが届く事案が発生している。盛岡や山口のニュースは既出だが、私の地元でも、複数の施設に同様のメールが届いており、報道にもあるように、「今から1週間以内に、全国のどこかで通学中の小学生を同時多発的に殺害する」という内容なのだそうだ。対策をこうじるために現場は緊張の度合いを高めている。もし・万が一を考えると、愉快犯的な犯罪ではと決めつけるわけにもいかない。直接の犯行予告がきていない施設であるなら、明日も通常どおりのスケジュールを行うしかないが、何故どうしてこのように卑劣な事案が発生するのか、本邦社会がかろうじて保っていた「してはならない」の閾値が昨今つるべ落としに下がってきているのではないか、との思いが拭いされない。