現地妻との関係が完全になろうなどの植民地主義的ポルノと同じだよな。
"時は一九六〇年代後半から八〇年代前半にさかのぼる。いざなぎ景気が続く中、日本を代表する鉱山企業の日本鉱業がアフリカ中部の資源国コンゴ民主共和国に進出し、巨大な銅鉱山を開設した。その際、現地に駐在していた日本人労働者とコンゴ人女性との間に生まれた五十〜二百人の子どもたちが置き去りにされたという。驚くべきは、そのコンゴ人女性の多くが十三歳から十六歳という少女たちであったことだ。一方、日本人労働者は二十代後半から四十代が中心だったとされる。
コンゴでは父系社会が色濃く残り、残された母親と子どもは家制度と家計の大黒柱を失い、貧困生活にあえぐことになったという。"