今問題なってる入管法っていうのはこういう状況よりちょっと前に作られた法ですが、そのまま何の考え方も変えずに今まで続いてきているというふうに聞いてます。 100年経ったの。100年経っただけのことを、日本の政治家には求めたいと思います。 100年の間にいろんなことがあって、私たちは何をしなきゃいけないかってことを考えられるようになったわけですから、そうした事態を反映させた法律を作っていただきたいんです。 外国人を監視管理する法律ではなく外国人を保護する法律を作っていただきたいんです。 それが100年生きてきた甲斐があるというものではないでしょうか。 私、品川にある入管に行ったことがあります。 ちょっとした用事で伺ったんですが、そこに収容されてる人に面会に行ったんですよ、長期じゃないです。 行ってみたら小菅の拘置所を小さくしたみたいな建物でした。 で、入管の職員の人ともお話ししましたが、小菅の拘置所よりラフでカジュアルで、だらけた感じでした。 ああ、こんなとこに大勢の人が閉じ込められてるんだな。って思いました 長期の人はもう牛久へ行ったりしてると聞きましたけど、でもう少しやっぱり待遇改善もして欲しい、安心していられる場所にしてほしい、ということをその時は切に感じました。 正直言うと、品川駅から入管に行くバスの中から、ここは東京なのかな。どっか他所の国みたいだな。っていう変わった雰囲気のバスに乗ってみんなそこ行くんですけどね。 で、入管法改正は外国人に対する監視管理の発想がそのまま引き継がれているということを知って大変驚いたんですね。
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