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我々が救えた命を、僕は見捨ててしまったと思っています。 そしてこの後悔はもう一生消えることはないでしょう。だけど、だからこそ、もういい加減こういった問題を、我々で止める必要があると思います。 残念ながらこの国では、ただ生活してるだけでは、国家レベルのレイシズムと暴力の片棒を担がされる。 皆さんのように、こうやって実際行動に移してこの問題と戦うのか。差別と暴力の奴隷になるのか。その二択しかないんじゃないでしょうか。 そして後者を選べば、我々は、かりそめの平和な、穏やかな人生を歩めるかもしれない。だけどそんなことに何の価値があるんでしょうか。 なんの罪もない隣人の苦しみをだし置いて、幸福になる道などあるのでしょうか。 先ほど皆さんも話していましたが、必ずこの問題は我々で止められるものだと思っています。 僕の娘はいま7ヶ月なんですけど、僕には娘がもっと育った時に、人種や国境に関係なく、様々な人たちと、もっと自由と平等な社会で、豊かな人生を送っている。そういう娘の姿がありありと思い浮かべることができます。 必ずこの問題を終わらせることができる。そして、この問題を終わらせるのはほかでもなく我々なんです。我々なんですと言ってしまいましたが、我々です 僕も全然売れないミュージシャンではありますが、まだステージやCDなどそういった機会を与えていただいているので、自分のやれるところで戦いたいと思います。 皆さんもそれぞれ自分の場所で諦めずに戦いましょう。 ありがとうございました。