5月12日の #入管法の改悪に反対する大集会/高橋一さん こんばんは。はじめまして。 多くの方がご存知ないかと思うんですが、思い出野郎Aチームというバンドをやってます売れないミュージシャンの高橋一です。 よろしくお願いします。 今日このお話をいただいて、最初の僕のような人間よりも、もっと難民の当事者の方に多く語っていただいた方がいいんじゃないかと思って、悩んだんですけど、でももう一度思い直して、この今起こってる、入管だったり、この国が抱えてる差別や暴力の問題の当事者って誰なんでしょうか。当事者じゃない人っているんでしょうか。 先ほど西山さんも言ってましたが、この問題を起こしているのは、なにも宇宙からやってきた謎の組織じゃないんです。我々が参加した選挙で選ばれた、俺たちの代理人であり代表である人間たちが進めている問題です。 だから、俺たちが止めなければいけない。そういう責任があると思って、こういう、いま僕は37歳で、両親も日本人で、結婚して子供もいる、要するに、超一般的な特権性を持つマジョリティ男性なんですけど、こういう僕みたいな人間に責任があると思ってます。 俺達はこの問題を、一刻も早く止める責任がある。 ウィシュマさんをはじめ、入管で命を奪われてしまった人たちのニュースを見た時に、強い後悔に襲われました。 なぜなら、どの方も我々が救えた命だからです。 あの時、もっと仕事とか休んでこのデモに参加していたら、今日来ていただいた皆さんのようにもっと声を上げていたら、SNSでもっと発言していたら、一番動員があったライブのステージでもっとこのことを訴えていたら、ここに今、ウィシュマさんや亡くなってしまった方々が立って、僕なんかよりももっと我々が聞かなければいけないことを届けてくれていたんじゃないんでしょうか。
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