5月12日の #入管法の改悪に反対する大集会/西山温子さん 弁護士の西山温子と申します。 私は今ツイッターで入管法改悪反対の立場で発信を続けています。 私は先日この法案に賛成の人たちに、次のAとBどちらの選ぶのですかと聞きました。 A 送還で死んでしまう人が一人もいないと信じているのか B 送還して死んでしまう人が少しでも混じっていても仕方ないと思っているのか どちらですかと。 極論だと質問すること自体に批判が集まりました。 極論ですか。 入管の話をする時、命のレベルの話をするのは当たり前じゃないですか。 私のある依頼者は入管施設に収容されて、私の目の前でガリガリに痩せていきました。 精神病院に4回入院しました。 3回口から血を吐いて、癲癇の症状があるので5回意識を失いました。 それでも仮放免が出ない以上、2年半もの間、入管は彼をを苦しめ続けました。 何のためか。 彼が苦しみに耐えかねて、帰ると言うためだったんですよ。皆さん。 入管は、人の権利と尊厳と命を奪っています。 だから私は、賛成派の人たちや与党の人たちに、目の前に命の一線が引かれていることを知って欲しかったんです。 目の前に線がある事が分かれば、線の前で止まれます。 本当に大丈夫か立ち止まって考えることができます。
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