5月12日の #入管法の改悪に反対する大集会/宮島ヨハナさん 今までSNSの#などを使い、ハッシュタグを使い、入管法改悪に対する抗議行動を呼びかけてきました。 この度は個人の事情のため、直接デモに参加できませんでしたが、このようにしてスピーチを文字起こしして、代わりに話して頂いています。 2年前多くの市民が学生が声を上げたことで廃案となった改悪案、なぜまた同じものが通されようとしているのでしょうか。 先日も土砂降りの雨の中3500人もの人が集まってデモをしました。 私たちの声は国会に届いていますか。 民主主義はどこに行ったのですか。 入管収容所内では、外国人が暴力を受けたり亡くなったりしています。 これに対して入管は、送還に応じない外国人が悪いんだ。そして難民申請者や日本以外にいる場所がない人を強制送還したり、刑事罰を与えようとしています。 こんな究極の外国人差別を許す社会でいいのでしょうか。 そもそも難民認定率が極端に低く、UNHCRの定義に当てはまる難民を受け入れられない。受け入れられていない。そんな現状が日本にある中、この法案が通ってしまえば、難民申請者にとって、迫害の恐れのある母国に戻るか、日本で刑務所に入るか、の二択です。 ですから、こんな改悪案は絶対に通ってはいけません。 私の入管に訴えたいこと、それは非正規滞在者である前に彼ら彼女らは一人の人間だということです。 私たちは人間だ。 入管で収容者と面会するとき、解仮放免者の方たちとお話するとき、この言葉を何度聞いたことでしょう。 会社が倒産したり、奥さんと離婚したり、理由は本当に様々ですが、彼ら彼女らがビザを失う前、失った後も、一人の人間であることを知ってください。
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