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5月12日の #入管法の改悪に反対する大集会／収容ではなく安心安全な暮らしをメンバー 私たちは、入管運動は、2020年夏、コロナ感染まっただ中の時から始めました。 2018年、私はバイト帰りに渋谷駅前で行われていたFREEHSHIKUのスタンディングを偶然見ました。牛久入管で、ディーパク・クマールさんが自殺に追い込まれ、クマールさんの名前が何度も何度も繰り返し叫ばれていました。 それから5年後、自分が国会前でスピーチをしていて本当に強い憤りを感じています。 この5年もの間に、5人もの人が入館の中で亡くなっています かつて大村収容所と呼ばれていた、悪名高い長崎の入管には、在日朝鮮人が多く収容されていました。 戦後日本の植民地支配から解放されても、朝鮮半島は混乱、日本に生活を求めてやってくる人がたくさんいて、入管はそれを不法入国として取り締まっていました。 犯罪者、不法滞在者のような言葉がテレビやネットで平気で飛び交ういま、5年前を通り越して、7-80年前のあの時と一体何が変わったのでしょうか。 誰かが死なないと騒がれない。 死んだことすら闇に葬られてきた人たちもいます。 誰かが死んだことを知っても、同情しているだけで、この殺人制度は何も変わりません。 今回の入管法改悪案では、難民申請者を強制送還するようにするような仕組みが盛り込まれていますが、例えば戦後、在日朝鮮人が正式に日本国籍を剥奪された後は、強制送還されたといいます。しかし当時独裁政権だった韓国は受け入れを拒否、日本へ逆送還されることになって、再び大村収容所に収容されることになりました。 はっきり言って無意味です。 歴史がずっとずっと証明しています。 さらに、国籍国に戻れない事情を抱えた者に、送還忌避者というレッテルを国が率先して貼って、刑罰を加えるなどもってのほかです。 もうみんな十分に苦しんでいます。 本当に苦しんでいます。 私たちがサポートしている仲間たち、仮放免者の方たち、みんな本当に苦しんでいます。