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帰ってきてからも考えていたけれど、やはり今日見た映画はよくなかった。
展開の都合で不幸にさせられる人たちの運命の唐突さ、キャラクターがあまりに類型的すぎる(職業や立場の表向きイメージのままの人たち、あまりに昭和の親父、お袋キャラの父親や母親)こと…。
〝物語のために不幸を強いることの加害性〟については、わたしも「文藝」で連載していた小説『波間のふたり』で書いていて、とても気になる。
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