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『ケイコ 目を澄ませて』。実在する先天性難聴のプロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』を元にしたボクシング映画。岸井ゆきのが演じる小河恵子が先天性難聴という設定なので、全体的に台詞が少ないのと、プロデビューしたものの戦う気持ちを失いつつある女子ボクサーの内面を映している。
ほとんどサイレント映画のように表情・仕草のみで表す岸井ゆきのの演技は凄いし、ジムの会長役の三浦友和の渋い演技など俳優目線では色々と見所はあるが、内面を描いている、もどかしいシーンが多く、残念ながら地味な展開。耳が聴こえないハンデ描写もあるし、練習・試合のシーンもあるが、ノリとしてはボクシング映画というより障害者のヒューマンドラマ。
障害者を題材にしたヒューマンドラマが好きな方ならいいが、ボクシング映画としては普段のホテル勤務の仕事のシーンや友人とのカフェのシーンを含めて淡々とし過ぎている。
悪くはないんだけど、個人的には不向きだったかな。
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