ハイテクは、80~90年代のSFを熱くし、世紀末の倦怠感や反抗の叫び(仇役は動脈硬化したシステムetc-)などと結合し、サイバーバンクなる動きを生んだ。 今日ではこれら「電子ネット。バイオ食産 .機能性材料。記号化etc」は既に日常化し、特別な刺激ではなくなってしまった。もとより日本ではSFよりも「街にあふれるハイテク商品」の方が主流であり、サイバーバンクフームという言葉だけを後から輸入して表層に貼った感がある。(なぜだ……!?) 小説ニューロマンサー」との関わりを指摘される事もあるが、僕が「ニューロマンサー」を初めて読んだのは「攻殻機動隊」の第2話を描いていた時期 攻殻機動隊1巻第2話まで「ニューロマンサー」を未読だったのは、僕が「純粋な意味でのSF小説好き」ではなく「空想絵描き」であり、「挿絵に着かれて読む本を選ぶ人間」だからた。 自分としては「ニューロマンサー」ではなく、映画「ブレインストーム」とかの方が印象が近い気がしている。
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